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美人局
出会い系トラブル解決道場第二回のテーマは「美人局」。
昔ながらの純粋な美人局が減少している一方、それに類似した犯罪が増加している。
今回は美人局型の犯罪被害に遭わないための方法を学習していこう。
「美人局」と書いて「つつもたせ」と読む。
中国(南宋)の周密による随筆「武林旧事」に「美人局」ということばが「娼妓を妻妾と偽って少年などを欺いた犯罪」という意味で出現する。
それに博打のイカサマの手法である「筒持たせ」の読みをあてたというなんとも意味不明な由来のことばである。
現在「美人局」とは、
「夫婦または内縁の男女が共謀して、女が他の男と内通し、それをいいがかりとしてその男から金銭などをゆすり取ること。」
というふうに定義されている(Yahoo!辞書より引用)。
ただし、この定義にぴったりと当てはまるような純粋な美人局犯罪はそこまで多くはない。
かわりに増加しているのが、女性が一切登場しない美人局もどきである。
一般的な美人局の手口は次のような感じである。
出会い系サイトで、ヤリ目的のエロい書き込みを見つけメールを送る。
メールのやり取りはスムーズにすすみ、会う約束も簡単にとりつけることができた。
約束の日に待ち合わせ場所に行って待っていると、相手から待ち合わせ場所変更のメールが届き、結局自宅に来てほしいということになる。
相手の自宅に行き、一通りことを済ませてゆっくりしていると、突然屈強な男が部屋の中に入ってくる。
「俺の女に何をした!生きて帰りたければ慰謝料として○○円払え!」
といった具合である。
また、後日女性から「出会い系での不倫がバレた」というメールが入り、そこからごたごたが始まるというパターンもある。
いずれも一回限りで終わればいいのだが、言うことにしたがって金を払ってしまうと、長い間にわたって金を脅し取られるという事態にも発展する。
また、最近増加している美人局もどきでは、一連の犯罪行為の流れの中で女性が一切登場しないこともある。
サイトで約束した待ち合わせ場所に行ってみると複数人の男に取り囲まれ暴行されたうえ、身包みはがされるというパターンである。
この場合もその場限りで終わらず、延々と金銭を脅し取られ、時には美人局もどきグループの犯罪に加担させられたり、最終的には殺害されてしまうような事件も発生している。
もともと美人局はその意味のとおり、実際の夫婦や内縁の男女が仕組んで行うものがほとんどだったが、最近はタチの悪い少年グループが行っていることが多い。
さらに、美人局の設定としては、未成年の女性を使った援助交際の形をとるものが彼らの中で流行しているようである。
この理由としては、
- 多くの男性が女子中学生や女子高生といった未成年者との交際を望んでいるため、カモを見つけやすい。
- 実際に女子高生と援交した場合、それを口実に脅しをかけることができる。
というようなことが挙げられる。
美人局型の犯罪の多くは無料出会い系サイトで行われる。
多くの無料出会い系サイトでは運営者による管理体制が脆弱であるため、このような犯罪目的で登録している会員を排除しきれていない。
多少の料金はかかっても安全性を考えたら、有料出会い系サイトまたは、大手の無料出会い系サイトを利用することをおすすめしたい。
出会い系サイトは戦場である。
敵は他の男性だけでなく、自分が出会いを求める対象としている女性の中にも潜んでいる可能性だってあるのだ。
相手の顔が見えず、声さえも聞くことができないという出会い系サイトでは、メッセージをやり取りしている相手が女性であるということすらはっきりしていないのが現実である。
単なるメッセージのやり取りではあるが、体中の全神経を集中させ、常にことば・文字のひとつひとつに注意して相手がどんな人かというシミュレーションを行いながら返信することで、人妻やセフレとの出会いを得られる確率も高まるし、美人局のような犯罪に巻き込まれることも少なくなるはずである。
そして、援助交際や売買春はいうまでもなく犯罪であるから、そういう願望があったとしても絶対に手を出してはいけない。
甘い誘いの裏には必ず何か危険が潜んでいるということを覚えておいてほしい。
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